〜気持ちをつなぐ 今日から明日へ〜
このたびの東日本大震災においては
想像を超えるたくさんの方々が避難生活を余儀なくされ
今も不安と悲しみの日々を送っていらっしゃると思います。
『同じ日本に住んでいるものとして
何か自分にもできることはないか』と
日々模索している方も多いのではないでしょうか。
私は自分で出来ることを考えたとき
「絵本」でお手伝いできないかと気付きました。
みなさんから「絵本」を集めて被災地に届けたり
現地で読み聞かせ活動をすることです。
「絵本でつなぐプロジェクト」メンバーは
絵本作家や専門学校で創作絵本の講座を長年経験した講師など
絵本が大好きでその魅力を理解している
という共通点で集まりました。
絵本が伝えてくれる世界が
どれだけ人の心に癒しや喜びや希望をあたえてくれるのかを
知っているメンバーだからこそ、できることを考えました。
みなさんのご家庭で役割を卒業された「絵本」を集めて
被災地に届けることはもちろんですが
被災された方々の気持ちに少しでも寄り添えるように
「くすっと笑えるお話」や
「しみじみとやさしい気持ちになるお話」など
小さなコメントをつけて現地にお届けしたいと考えています。
このプロジェクトに賛同していただけるのでしたら
是非1冊からでも結構ですので、あなたの気持ちとして
絵本を託していただければありがたいです。
また、「絵本は持っていないけどプロジェクトの活動に対して募金したい」というお申し出もお待ちしております。
(募金は絵本購入、搬送などに活用予定です)
※ 尚、送っていただいた絵本や書籍の中に、残念ながら以下の
内容が含まれていた場合
・地震や津波などの内容や絵が入っているもの
・家族の死や突然の別れなどが入っているもの
・落書きや破損があるもの
・その他被災地の子どもに届けるには不適切と認められたもの
につきましては、現地にお届けすることができません。
そこでせっかくのみなさまの思いを少しでも形にできるよう
上記の中から状態の良いものなどを集めて、オークションなど
で再活用させていただき新しい絵本の購入などにあてさせて
いただく場合があります。
どうぞご了承ください。
2011年4月 「絵本でつなぐプロジェクト」
メンバー代表:更家直子
絵本送付先 : 560-0082 大阪府 豊中市新千里東町1-3-109
せんちゅうPAL 1F テルミークリニカルデザイン
山本千佳
お問い合わせ先 : coneco_neco.1027@ab.auone-net.jp
仁木まゆ
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東日本大震災で多くの方が被災にあわれて
何か自分にできることはないかと
ずっとずっと考えていました。
わずかではありますが義援金をしたり
出かけ先で募金活動をしていたら
少しでもいれるようにしたり…
でも、もっと他にできることはないのかと
考えるんですがわかりませんでした。
そのタイミングで、専門学校時代の先生から
今回のプロジェクトのお話をいただいて
是非協力したいと思い活動に加わることにしました。
いきなり100%うまくいくわけではないと思います。
ですが、長い目で続けていきたいと私は思っています。
被災されている方々が生活する上で必要な物資と同じくらいに
音楽や芸術など、目に見えない心の物資もとても必要です。
実際にもうすでに活動されている方々も
たくさんいらっしゃいます。
『誰かがやっているからそれでいい』のではなく
自分もどんな形でもいいからかかわっていきたいと思います。